2010/01/16 (土)
* 今朝の朝日新聞「ニッポン 人・脈・記」より 昔、家から家へ回覧板のように送り渡される仏像があった 「まわり地蔵」と呼ばれ、いまも埼玉、栃木、三重などにその風習が残っている まわり地蔵さんが回ってきた家では丁重にお祭りしてお餅やお菓子をお供えして、そのお下がりをいただくのが子供の楽しみだったそうな 昔々、このあたりに流行り病が広がったとき このお地蔵さまをお祭りしてから病気は治まったそうで、 お地蔵さまは家族、特に子供を守ってくれる・・・という言い伝えがあるそうな
という記事に、お地蔵さんを納めた厨子を背負って次のお祭りされる家に運んでいく小母さん二人の写真が載ってる
そうそう、これとそっくりの風習が うちの郷里(厳密に言うと山一つ越えた隣の在所)にもあるのを思い出した えらく山深い所でそこには小学校の分校があった この新聞記事の福井県若狭町の写真では昼間に運んでいるが、我が郷里のは「見たら目がつぶれる」というので闇夜に背負ってこっそり運ぶと聞いた
隣家というのが谷一つ隔てた・・・というぐらいの過疎の地域やったので今でもその風習が廃れずにあるのかどうか知らないが純朴な里人の暮らしが伝わってくる話と思いませんか
かつらぎ町四郷は串柿の里でもあります
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(1) 濃茶のお菓子は埼玉の「白鷺の玉子」と干菓子 本日のお客さまは7名、全員が県職関係者でした
(2) 手づくりお昼の松花堂 こごみもあるよ
(3) 師匠の力作 信楽釜
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