逝く夏を惜しむように 
2009/08/15 (土)

hare.gif * 紀州路には昔からお盆の時期に合わせた盛大な夏祭りがある  
それが橋本市主催の「紀ノ川祭り」 
以前は14、15、16日と3日間も続いたもんだが、それが15、16日と2日間になり、いつのまにか15日の一日限りになった  

呼び物は「灯篭流し」と「花火」  

同様の催しが同じ日に、紀ノ川の上流の奈良県五條市でもある  
五條市の灯篭流しは、野原の辯天さんの行事でもある  
いつもながら炎天下を奉仕の皆さん、ご苦労さん   
  
夕闇が迫る頃、対岸の吉野川べり(紀ノ川祭りの場合は紀ノ川の河原)に並べられた灯篭に灯が点されて読経が始まる  
例年は小船に何十基と積んだ「灯篭舟」を何台も仕立てて流されるが今年は川の増水で予定を変更、堤の下に並べられた灯篭が15,000基  

見学者はこれを対岸あるいは橋の上から見ることになる    

辺りを宵闇が包む8時過ぎるとお待ちかね、橋本市民も五條市民もほとんど総出で、夜空を焦がす数百発の花火に酔いしれる  
圧巻の絵巻が最高潮になって燃え尽きて、逝く夏を惜しむ華麗な祭典は終了となります   
 

i0 i1 i2 (1) 五條大橋のたもと、吉野川べりに並ぶ灯篭に一個づつチャッカマンで火を灯していく
(2) 一万5千の灯篭  
(3) アッというまに漆黒の闇  
上の画像とは10分と違わぬが
 
婆誰坂の家庭菜園 和歌山
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