かあさんの歌
2009/02/21 (土)

hare.gif * かあさんのあかぎれ痛い 生味噌をすりこむ〜♪  
この歌のここが長年の疑問でした    

生味噌には塩分があるのに、あかぎれに擦り込んだらよけい痛いやないの    
いったいどこに擦り込むというのだろう。。。  

この歌は、戦時中に疎開した信州の田舎で 貧乏な母親が薬も買えず、あかぎれの傷が空気にふれないように味噌を擦り込んだ、という作者、窪田聡の体験から生まれたそうな  

封建体制が厳然と生きる貧しい農村で、厳格な姑に仕えて野良仕事に子育てに 身を粉にして働く「かあさん」のイメージは、我々の世代では望月優子(ゆうこりんじゃないよ)の母物映画でお馴染みですね      

たぶん、ばぁぐるさんには馴染みがないでしょうが、    
karinoさんならうなづいてくれるはず(^^   

今日の朝日新聞の土曜版「be」、“うたの旅人”から  
この歌の歌詞、3番まで全部作者の実体験から生まれたそうな  

冒頭の、  
かあさんは夜なべをして 手袋編んでくれた♪  
は、遠くにいる母を客観的に見ているから、「かあさんが」ではなく、「かあさんは」でなくてはならぬのだそうな  なるほどね

i0 (1) 左が『ウチムラサキ』、右が『デコポン』  
柑橘の里は珍しい頂き物がいっぱい^^
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婆誰坂の家庭菜園 和歌山
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