2009/02/07 (土)
* 昨夜、あれからつらつらと考えてみましたよ 鞆淵の山に道を付けるとしたら・・・
あの杉山は無理だ 道はつけられないよ 「淵」という字、これって水溜りそのものやんか この一帯は、太古より水が多いと聞いてます 谷が多いのよ 昨日のTVより、 道つくり名人・大橋翁は、山を歩いて「道」に相応しい所を探す時、地盤が軟弱でないかどうか注意深くチェックを入れる ●近くに水の流れのある所は× ●地表を見よ 雑木が繁っている所は○ 草木の生えてない所は×(地滑りの跡) ●雑木の一本を抜いてみて、根が浅いのはその辺りに水分が多い証拠で× ●「山アジサイ」の咲く所は湿気ているので× ●周囲に尖がった大きい石片の転がっている所は、以前 その辺りに何か異変があった証拠で× 「ワシも昔 痛い目に逢うとんね ここへ道つけたらあかんぞ」て、山が教えてくれるんです、と
現代の山林伐採とか林道工事などは利益優先、ろくに山の調査もせずに効率よく設計図だけで無理やり道を付ける事があるそうな その結果、土砂崩れで3ヶ月しかもたなかった道もあれば 何度も補修工事を繰り返す道もある
「山の声」は、自然を畏れる人だけに聞こえるのかも知れませんね
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(1) い〜くとせ 故郷来てみれば〜♪ 遠景のなだらかな山並みは和泉山脈
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