＊明治になるまで約300年続いたというキリシタン禁制　　
資料館となっている最初の堂崎天主堂内部には、数々の弾圧証拠物件を展示している　　

省みて我々、一応　仏教一派の真言宗徒ではある　　
で、信仰は？と問われるとつらいよなぁ　　　　
「信徒でないなら　この絵を踏め　　
さもないと拷問にかけるぞ」テナことになったら　　
・・・・・　　
「本心じゃないからね、こんな場合、踏まなしゃぁないんよ」とか胸のうちでイイワケしながら踏むかも。。。
命惜しいもん。。。　　　　　　

なんで、カトリックの信者らは　そうしなかったんだろう　　
ちゃんと祭壇の横にはその為に「懺悔の部屋」もあるやんか　　

これこれ、そのようなお気楽な信心は「信仰」とは言えぬのだよ　　　　
十字架上のキリストと白い聖母像がこの迷える子羊をご覧になって微笑んでおられる　　　　　

†主よ憐れみ給え　罪深い我らを許し給え　アーメン　　
　　
この島の２９あるカトリック教会と島民の半数以上が敬虔なカトリック信者ということだ　

「濃い緑の点在する島」（全部で１４０あるそうな）　　
「日本有数の透明度の高い海」が五島のキャッチフレーズ（珊瑚の養殖ができる）なのだ　　　　　　

高浜ビーチは福江島の西端　　
ということは、日本のほとんど西端　　　　
　　
ここには本当に息をのむほどに美しい海が広がる　　　　
海の色を賞賛する「エメラルドグリーン」でもない　　
ましてや「紺碧のブルー」でもない　　

かつてこんな色の海を見たことがない　　
神々しいばかりに輝く　淡い水色とピンクの海　　　
癒される色ですよ　これは　　　　

太古の昔からこの海をみてきた者の子孫なら確かに純真無垢な魂が育つだろう　　　　

天草の海と五島の海　　
ゆるぎない信仰心を育んだものは母なる海なのか　　　　

いやぁ、それにしてもこの静けさ　　
どこに行っても我々以外に観光バスに出会わない　　
さんざめく観光客がいない、なんてね　　
なんと贅沢な空間　　

それにはわけありでしてね、　　
島には紅葉する木が無くて、常緑樹林ばかりなんですと　　

知らない海をながめていたい　どこか遠くへ行きたい♪　　
遠い街、遠い海、夢はるか一人旅。。。。　　
　　
探せばこの国にもまだまだいい所が沢山見つかるような気がします　　　
あなたのノートにも五島の海を一つ候補にいかがでしょうか　　


全国的に寒風が吹き荒れて雨模様の所が多かったというのに九州のこの一帯は３日間　日中は穏やかな曇り空で、　　
時折　薄日も差すいい旅行日和でした　　
信仰の島にて、聖マリヤ様のお恵みは遍く衆生に・・・ということですかね　　　　

(1) 「喜びも悲しみも幾年月」のモデルになった大瀬崎灯台へ行く途中　　 　　 おいら岬の燈台守は〜♪は若山　彰　　 映画は佐田啓二と高峰秀子？　　 (2) (3)