2008/04/17 (木)
*せっかくの「蜜柑の剪定、接木の講習」が雨天の為、現地の蜜柑園で実施の予定が近くのJA支所の2階での実習に変更になった(接ぎ木に水分は大敵なり)
柿蜜柑農家の婦人と、蜜柑作りに興味のある主婦が20名ばかり集合、講師の手元を覗き込む うーむ、あざやかなお手並み!
蜜柑の剪定は今が適期 しかし、柿農家が陥りやすいワナがあって、蜜柑は柿の剪定と同じように日光と風を取り入れる強剪定をすると 木が弱って枯れる、という事態になるとか
剪定のコツ 「温州蜜柑」は切るな! 「八朔」は切れ!
接ぎ木は非常におもしろかった 「切り接ぎ」と「腹接ぎ」を実習してみる
新芽は一ヵ月後に出るらしいが、この頃アブラムシにやられるので消毒が要る 実が黒くなる「サビダニ」対策 7月と8月の2回、「コテツフロアブル」で防除
木が枯れるのは「ガトー」(カミキリムシ)がほとんど 対策として、 7月に木の幹に「ガットキラー」50倍を塗り込む (葉っぱには掛からないように)
◎蜜柑の苗木(2年物)の植え方 40cmの深さの穴を掘り、底に完熟堆肥(バークミン、溶燐、苦土石灰、牛糞など混ぜる)を入れ、 きもち高畝にして植える 支柱をナナメに差込み、ヒモでゆわえる 灌水が大切 雨の日の前日に植えるとよい
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(1) 県農業振興課の人たちが準備した蜜柑の木が5本 ろう(パラフィン)を塗った穂木も沢山用意してくれてあった
(2) 接木の実習 「切り接ぎ」 @切り出しナイフで台木に切り込みを入れる A台木と穂木の形成層を合わせて差し込む B接ぎ木テープなどで固定し、乾燥しないようにする (注)穂木の芽が出やすいよう、芽を覆うテープは薄く張る
(3) 会場は我が町の北方、山腹にあるJA支所の2階
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