2008/01/28 (月)
*密教真言宗総本山、高野山の麓のわが町では毎年今時分になると、修行僧が寒行の為に山を降りてくる 末寺の地元のお寺でもお坊さんが檀家の有志を従えて各家の玄関先で「般若心経」を唱えて回りお布施を受ける このお布施、昔は一握りのお米でも喜んでもらえたが今は通貨オンリーらしい(^^;
修行僧のコスチュームは、墨染めの衣に菅笠、胸にはズダ袋、手には錫杖(しゃくじょう)を持ち、白い手甲脚半、白足袋に藁草履、どんなに雪が舞おうと声明は毅然としていたね しかし、さいきんの托鉢姿の坊さんはちょっと変だと感じていた 錫杖を持たずに、お金を入れて貰うお茶碗を捧げ持つ・・・てか
今夕の毎日TV「VOICE」を見て謎が解けた! これはフツーの人の「営業」なんだって(一日にいくら貯まるんだろう) 修行僧コスチュームはネットなんかでお手軽に手に入るんだって あっちゃ〜〜、坊ンさんスタイルも偽装かい?
昔よく見たもので今は全然見なくなったもの 「虚無僧」 そうそう、黒の着流しに編み籠を被って胸にはズダ箱(?)下げて、尺八を吹きながら家々を回る 子供の頃はこの怪しい姿が怖くて(顔が見えないからね)、家の中で息をつめていたもんだ
紀州の海岸線、由良にある禅宗の「興国寺」は、金山寺味噌とともに虚無僧のお寺としても有名だ 30年以上も前にうちの町へ托鉢にやってきた本物 虚無僧さんはお布施を受け取ると「何か、一曲やりましょうか」と聞いてくれたが、忙しい時間帯だったので「いえいえ、結構です」と言ってしまった
あれを最後に街で虚無僧姿を見ることもなくなった すげなく断ってしまった事を今でも残念に思っている
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(1) komichiさんちからの「のらぼう菜」寒さに負けず 今朝の畑ではキャベツ、白菜、ブロッコリが凍っていた
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