へっついさん
2007/12/29 (土)

kumori.gif 昔の田舎では「九」=「苦」のゴロあわせでゲン担ぎに嫌われて、今日はお餅をつかないらしいが、今日び そんな悠長なこと言ってられません    

実家のお餅つきに合わせて行ってきました  
古い蔵に、今は一個だけになった「へっついさん」が鎮座しております  
  
長年の使用でボロボロだけど、まだ年季は明けてない  お餅つきの日には大活躍  
大釜に湯を沸かし、蒸篭で餅米を蒸す  
その後は、文明の利器「電気餅つき機」にバトンタッチ
  
90歳と88歳が暮れの「お餅」と春の「よもぎ餅」をこしらえてきた  
剪定柴が勿体無いからと 最近までお湯も大釜で沸かしていた  
うん、さすが大正、始末の極意(しかし、お金は貯まらんなぁ。。。)  

蔵の入り口に古い棚があり、重い鉢を載せていて危ないので降ろしてみると、「亥の子餅」を作る分厚い鉢二つと鉄製の豆煎り釜と瀬戸物の大皿があった  
どれも埃と煤で真っ黒やん  
よう今までこんな重いの落ちへんだんや@@  

どれも先日の京都のガラクタ市に持ってったら、どこぞのアホが喜んで持って帰りそーな「お宝」まがい?ばっかしですわ(^^;  

i0 i1 (1) 実家の竈は土蔵の中にあります
壊れかけの竈ですが、お餅つきには活躍します  
火の番は88歳の母まかせ  
  


(2) 昔はこんな大皿は田舎ではどこの家にもあった
客迎えには定番の好き焼きのご馳走でお肉を盛ったもんだ

(3)
 
婆誰坂の家庭菜園 和歌山
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]