2006/01/27 (金)
今日は私が久し振りに(!)面白いと思った小説を紹介 します。
奥田英朗の サウスバウンド です。
内容は...
父は元過激派。そのハチャメチャな言動に、息子の二郎はいつもハラハラさせられどおしだった。ある事件をきっかけに一家は東京の生活を捨て、沖縄の西表島に移住することになった。しかし、そこで待ち構えていた出来事は・・・。
この小説は主人公の小学6年生の男の子の視点で書かれています。 だから、自分も子供の気持ちに戻って読めました。 そして、現代社会のあり方も考えさせられました。 決してほわんとした作品ではありませんが、必要以上に残酷でもなく、無駄な言葉が殆どなかったと私は感じました。
久しぶりに「面白い小説」を読んだ!と思います。
興味のある方は本屋さんで初めの方を立ち読みしてみては? 気に入ったら続きを読むべく手続きをするのは如何でしょうか? 青い表紙で屋根にシーサーが乗っている、装丁も素敵な 本ですよ☆
ちなみに私は図書館で予約して借りて、かなり厚いのに いっきに読みました! 普段はエコ生活なので、本は図書館で借りて、気に入ったら買う事にしているのですが、これは買いたいなと思っています。
これを読んで自分の父親を思い出しました。 勿論父は、元過激派ではないですが...。
直木賞作家の方のようですが、私は全く知らず、初見でした。 これから色々読んでみようと思います。
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