シンビジウム物語
2005/11/30 (水)

hare.gif 。。。といっても物語と言うほどでもないのですが。

私の店のベランダにあるシンビジウムに今年も蕾がつきました。
これで咲いたら、買った時の状態を含めて4年連続になります。
しかも、恐ろしい事に。。。ずっと同じ鉢で土(?)を替えていません。
肥料もあげていません。
厳密に言うと、一年間に一度くらい、液体肥料を少しだけ振りかけました。

初めて買ったシンビジウムの花が全て落ちた後、シンビジウムどころか全く植物の知識がなかった私は、てっきり今回限りでもう花は咲かないだろうと思っていました。難しそうだと何となく感じたし。。。

でも、いつまでたっても草は元気に青々と、しかも野性的にボ〜ボ〜と生えているので「花は咲かないだろうけど、はっぱが青いんだから水はあげておこう」位の気楽な気持ちで、毎日水をあげ続けました。

夏が終わり、秋になっても同じように草は青々としていたので、相変わらず水をあげ続けていたのですが、ある日、他の鉢の雑草を抜こうとしてしゃがみこんだとき、草の中に稲穂のようなものが生えているのを見つけたのです!

とても太くて、見た瞬間は茎と判らず変な虫がくっついていると思って後ずさってしまった程でした。

よくよくじっと見つめると、どうやら大きな蕾のようだと気がつきました。
それが11月末頃で、それからは、毎日蕾の様子に注目しながら水をあげ続けました(でも冬の間もベランダに出したままでした。。。)

段々蕾が大きくなり、確か咲いたのは一月半ばでした。
とても大きな、そして鮮やかなピンク色の花が沢山咲きました。本当に嬉しかったです。

それから、毎年「今年は流石に咲かないかな。。」と思いつつ、同じように水をあげ続けて、見事に毎年咲き続けました。そして、今年も蕾がついたという訳なのです。

そのシンビジウムは、一つの鉢にどうやら株が二つあるみたいなので、別々の鉢にわけてあげたかったのですが、あまりにも中身がギュ〜ギュ〜で、どんなに押しても引っ張っても鉢が全く外れないのです(足で挟んでひっぱってもダメでした!)

これはもうのこぎりなどで切るしかないのでは!という位なのです。。。(そんなものは仕事場にありません)
という訳で、もし農園日記を御覧になった方で、何かアドバイスがある方がいらっしゃいましたら、もし宜しければホームに戻る をクリックして頂きますと私のホームページのメールがありますので、アドバイスの程宜しくお願い致します!

母などは、そんな育て方で(水をあげているだけ。。。)毎年シンビジウムが咲くなんて!ととにかく驚いていました。母の知り合いの岩手の農林試験場の方にも、育てるのが大変なのにすごいわね、と言っていたわよ、なんて言われて逆に気恥ずかしくなってしまいました。

多分、私の店のベランダは本当に日当たりが良いので、それでだと思います。どんなに弱った花でも買ってくると、大概復活するのです。

明日天気予報では晴れなので、晴れたら噂(?)のシンビジウムの写真をアップします→アップしました。

今日の日記は農園日記っぽくなりましたね☆



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小さなベランダガーデンあみこはうす
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