2004/05/18 (火)
今年は、意外に大きくなった、タマネギ。 昨年は、大きくならずに、収穫の時期が到来した事を、思い出した。
毎年、同じように作付けしているのに、天候の加減で、当然のこと乍ら、出来映えが 違う!?。だからこそ、面白いのかも!。自然と闘うことが出来るから。
「百姓の来年」・・・これは、先人達が、折に触れて発する言葉です。よい作物が出来 たときは、来年は、「もっといい物を作りたい!」と思うし、不作な年は、「来年こそは、 もっといい物を、作るぞ!」と、思う。
至極当然の事ではあるが、自然はそれを、許さない事の方が多い。
先人達は、こうも言う。「百姓は、毎年一年生!」だと。自然の前では、人間なんて、 ちっぽけな存在!だとでも、言いたげだが、その通りだと思う。
たかが、野菜、されど野菜。たかが、米、されど米。いつまでも日本が、輸入作物に 頼れる保証があるなら、あえて、許そうと思う。輸入作物で、我が世の春を謳歌すれ ばいい。
言わせてもらいますが、輸入が出来なくなったときに、日本の百姓を攻めることだけ は、止めて下さいね。消費者さんは、輸入作物を容認したのですから。今、はやりの 「自己責任」は、やがて、消費者さん自信にかかる「枕詞」になるのですから。・・・
百姓は、江戸時代よりもっと前から、自己責任で、作物を、生産していたし、今も、 変わらず、生産しているのですから。・・・
年金未払いの、偉い先生方を攻めるのも、いいですが、食の「安全・安心」を、考える のは、「マスコミ」ではなく、消費者自身です。他人任せは、そろそろ止めません か?。
<写真> ○タマネギ・・・(昨年11月に定植。収穫まで6ヶ月かかります。たかがタマネギ、 されどタマネギです。) ローマは一日にしてならず、は、教えて貰いました。 タマネギは、収穫するまで、半年かかります。誰も教えてくれませんでした。
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