2010/06/13 (日)
夜から雨とか言ってるけど、まだ降ってない。 降るのを期待して水遣りしてないのだけど・・・
特にネタもないのですが、 かれこれ園芸生活も5年目かな?? 飽きっぽい自分にしては良く持っていると思う。 他に浮気したい事も多々あれど、やる暇はなし。 植物は待ってくれませんからね。
自分が始めた頃は俗に言うガーデニングブームの終り。 英国風という言葉に踊らされていた気がする。
日本人てのは戦後、欧米至上主義に獲りつかれてた感が あるように思うので、今でも欧米から来たものは 「良いもの・憧れ」みたいな風潮があるように思う。
確かにガーデニングスタイル(心意気)みたいなものに 共感したり、感心したりすることは多いですが、 用品に関してイギリスやフランス製を高級品のように 崇める風潮があるように思えてなりません。
輸入品の園芸用品は確かに高価なものが多いですが、 本当にその金額の価値が(希少性は抜きにして)あるの だろうかと常々思うのです。
たとえば、英国製スコップが日本で3000円と仮定して、 本国では一体いくらの品物なの?って考えると、実は 1000円とか1500円くらいの商品だったりすることが 殆どのはずです。
値段の半分は輸送費・関税・業者の利益に払っていると いうことになります。
勿体無い。だったら国産2000円の商品買ったほうが 賢いのではないか・・・と常々思うのです。
世の中は不況不況と言われています。 大手製造業は海外へ移行し、農林水産業は補助金なしで 生き残れない状態になってます(これは不況以前の 問題だけどね)。 若者は就職難で仕事に有りつけず、デフレでリストラ、 賃金カットも当たり前です。
↑ってなんで? 理由はいろいろあると思うのですが、そのひとつに 「内需が伸びない」ってのがあると思うのです。 賃金カットで中国製に手が伸びるってのは仕方ないと 思うのですが(自分もそうだし)、 格差で上のほうにいる人たちはもっと国内にお金を 落とさないといかんって思うのです。
私にとって園芸用品は趣味の延長線上ですから、 時として高級品にも手を出します。 でもその際には「日本製」をキーワードに考えます。 例えばね、剪定バサミでFelcoが人気ですね。 使い心地もいいみたいですね。 おいくら?1万円くらい?? 国産で1万円ちょっと出せば「伝統的工芸品」に手が届きます。
工場のラインで作られたものと職人の手作りの品が 同じ値段だったら私は迷わず手作りです。 手作りの技法・職人さんを絶やさないためにも 日本製を買います。
錫メッキの如雨露を2万円も出して買ってるあなた! その値段で銅製手作り如雨露が買えますよ!! つか、お釣りがくるw
是非、園芸用品で内需拡大を・・・お願いします。
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