トマトな人々
2006/05/24 (水)

一昨日届いた竹炭肥料のサンプルを使って実験してみることにした。エダマメとツルナシインゲンの半分に竹炭肥料を撒き活性剤を使う。他の半分は今までと同じ元気丸(ニンニク・唐辛子入りストチュウ)。

昨日のことだけれど…トマトな人々のこと。

すっかりはまってしまった濃縮トマトを買いに行く。
9時35分に濃縮トマトを売っている直売所に到着。本日は54パックの販売。いつもと違って人ではなく買い物かごが列を作り、人のほうはそれぞれ店の外に並んでいるキャベツや葉付きニンジンなどを選んでかごに入れたり、トマトの話などをしている。

開店15分前の9時45分で並んだかごは54個以上になり、53番目から55番目の人は「ここらへんはビミョウです」といわれ、56番目以降の人は「もう無いです」と言われる。53番目から55番目は数え間違いやキャンセル待ちを含んでいると思われる。

56番目に並んだおばあさんはこのトマトのことを知らなかった。並んでいた人たちに聞いて「そのトマトを是非買わねば」との気持ちになったらしい。「ダメだと思いますよ」と言われても、「もしかしたら」と思ったらしく並び続けている。前に並んだ人々は余裕でニコニコと笑ってその様子を見ているのだ。

トマトの列の人々は当然千差万別で、何となくセレブ風な奥様もいれば、化粧も全くしていない近所のおかみさん風な人もいる。

一人一パックなので、ご夫婦も多い。年配の男の方が買う順番が来ても何も選ぶ様子がないので「何をしているんだろ」と思っていると、後の奥様が「あれとこれね」なんて後から指示して、突っ立ったままのご主人のかごに入れてもらっている。傷むから係りの方がかごに入れてくれるのだ。客がかごに入れようとすると「あぁ、入れ物(プラスチックパック)が柔らかいからこちらが入れます」と言われてしまうのだ、ここでは。

皆、ゆったりとしている場合が多い。かごの数を数えて、買えるとわかっているせいもあるが、よくスーパーの卵の特売日などで並んでいるのと雰囲気が違うなぁと思う。特売卵の場合、ある種世知辛いというか、ちょっとばかり人を押しのけても買わなくてどうする!という決意が顔ににじみ出ている人がいるものだ。

が、このトマトの場合、安価だけれどこの店の他のトマトに比べてはむしろ高いくらいで、「私はこのトマトが食べたいのです」だし、「もし買えなくてもまた来ればいいわ」だから、余裕がある。

そして、私の番が来て「これね、あ、やっぱりこっち。ごめんなさい」などと言って、後ろに並んだ方に「お、ホホホ^^」と笑われ、56番目に並んだおばあさんは、これまたニコニコと「も〜しわけございません」と大声で言いながらおじぎをしている店の方数人に見送られつつ、店の中に入っていったのだ。

多くの皆様が働いている時間なのにトマトを買いに並んでてm(_ _)m

i0 i1 i2 (1) 右半分は株元に竹炭肥料を撒いて活性剤を散布、左は元気丸の散布のみのエダマメ。
(2) 下葉が黄色くなっているものもあるツルナシインゲン。日照不足が原因?
(3) 鰆の西京焼き、牛肉と野菜の炒め物、キウイなど。十六穀ごはんにはクコの実を入れて十七穀に。
 
コンポスタレディの菜園雑記
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