バ○につける薬
2005/10/20 (木)

やっと秋らしくよく晴れて爽やかな一日だった。

お仲間の畑は秋冬の準備を整えつつある。我が家は夏の残骸のような畝ばかり。まずは体慣らしも兼ねて古畑のムラサキイモ(パープルスィートロード)から。最初の一本から結構大きいのが出てきてホッとする。だって、他の畝のブロッコリーや白菜は虫の大活躍で惨めな状態のものがほとんど。かろうじて寒冷紗を持ち上げている2本のブロッコリーがまあ許せる状態という情けなさ。

収穫したものを3本ほど地主さんに差し上げようと新聞紙に包んで持って行くがお留守。ツルの置き場所に困っているので地主さんの畑の穴に埋め込ませてもらおうと思っていたが、お願いできずに、芋を持って畑を行ったりきたりするはめに。まだ本調子でないのでフラフラ行き来するうちに、水場のポリバケツに芋を落とし、溺れた芋を救助するのにひと手間。

結果的に1時間半も畑にいて、ナス、ルッコラ、カブ各少々とムラサキイモの収穫2平米ほどとはトホホではあるが、あまり疲れるとまた熱が出るのではと思い帰宅。午後これっぽっちの労働でまた少々熱が出る。だが短時間で下がり元気に。

いま現在薬も飲まず、貼らずに済んでいる。なぜ風邪なのに「貼り薬」なのかと言うと、気管支を拡張するための貼り薬というのがあるのだ。「夜中に咳が出る」という私に掛かりつけ医がくれたものだ。要するに夕食後に飲んだ咳止めの薬も翌朝まで効き目が持続しない場合が多いので、経皮吸収の薬を処方してくれたのだ。最初、医者に「ケイヒキュウシュウ」と耳慣れない言葉を言われて頭の中に浮かんだカタカナを漢字に直すのに3秒かかった。「ひどく咳が続いているから筋肉痛のところに貼るのか」とその「ケイヒ…」という説明の前に訊いた私。というか、とんでもない思い込みをしそうな(または既にしているとも言う)私に薬の説明をしてくださったのだ。思い出すと自分でもおかしくて笑ってしまう。大体普通、筋肉痛の薬を内科医が出すわけが無い。

これは3センチほどの角を落とした正方形の貼り薬だ。少しずつ毛細血管に吸収され、気管支を拡げるらしい。もちろんこれだけで処方されることはほとんどないと思う。これは説明書では背中や胸や上腕部に貼ると書いてあるが血管があるところ、つまり体中どこでも良いらしい。ただし踵など角質化した皮膚に貼ると効果は期待できない。

体中どこでも良いというものの、私は気管支に近い所に貼る。お風呂に入らないのでそれが2枚3枚と増える。剥がすのはモッタイナイ。もしかしたら昨日や一昨日貼ったそれにも効果があるかもしれないじゃないか。貼ってゆくとだんだん胸の下の方から鎖骨の近くに上がってくる。
このまま行くと、喉、口、鼻、頭と白い四角が貼られてゆくのでは…とそこまでは思ってはいなかったが。

でも、気管支ではなく血管を拡張する薬を頭に貼れば血の巡りが良くなり、少しはおバカな事を考えなくなるかもしれない。少なくとも気管支拡張剤と筋肉痛の薬を勘違いするようなことは無くなるかも。

i0 i1 (1) 手袋が置いてあるところのが一番大きい。900グラム位(1キロといわないところが奥ゆかしい(笑))と思う。ひと回り小さいものを持ち帰り量ったら750グラムだったから。
(2) シーフードピラフ・また鶏の香味焼き他。
(3)
 
コンポスタレディの菜園雑記
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