松岡佑子さんの講演会へ行ってきた。息子には誰か友達を誘いなさいといっていたのだが、誘った友達が予定があるとのことで私が同行することになった。都心へ一人で行かせるのは不安があり、当選券一枚につき二人入場可能とのことでもったいないので。５日の講演会なのに３日に当選通知が来るのは遅いと思う。

内容は主に彼女の言葉に対する考えを述べたものだった。彼女の生い立ちから読書歴、英語と日本語に対するこだわりや言葉の美しさに触れたものだった。高校生向きと言うこともあり平易な内容であった。私が聞きたかったハリーポッターの版権を得るためのローリング氏へのアプローチやその情熱に触れたところは少なかったので少し物足りないところもあったが、言葉に対する彼女の熱情を感じるには充分な内容だった。

息子は感動したと言っている。でも、彼はそれを言葉で表現することは非常に下手で不得意だ。アンケートの感想の欄も彼は何も書けなかった。「言葉では表現できない」と彼は言うが、「言葉で表現する能力に欠ける」のではないかと思っている。

写真はお土産としてくださったブックカバー、トロン（コンピュータソフト・携帯や電気製品で多数使われているもの）を開発した坂村健さんの講演会記録の本、パンフレット、スポンサーのスープ。