紅玉
2004/01/21 (水)

欧米諸国では果樹の無い家庭菜園はないと言って良いくらいだそうですが、日本の市民農園ではそれは望めません。紅玉リンゴがおいしい季節なのにね。ってことで、今日はヨーグルトアップルパイを焼きました。

ヨーグルトアップルパイ(18センチパイ型)

ヨーグルト500cc
紅玉リンゴ2個(ふじ系なら1〜1.5個)
レモンの絞り汁半個分
砂糖80g
薄力粉100g
強力粉100g
バター150g
塩少々
水100cc前後
生パン粉25g(ドライなら10g大さじ1杯強の牛乳で湿らせる)砂糖小さじ2くらいと混ぜておく。
アプリコットジャム少量
ブランデー(あれば)又は水少量

1.ヨーグルトは半日以上ざるにペーパータオルをしいて水切りしてカップ1以下にしておく。

2.生地は多目の分量。粉は合わせてふるい、泉状(真ん中をくぼませる)に台に広げ、真ん中に水を少しずつ入れ耳たぶくらいの固さに練る。まとまったら水気を良く絞ったふきんに包んで1時間以上寝かせる。

3.バターを冷蔵庫から出して、クッキングシートなどに包んで生地と同じくらいの固さになるまで麺棒でたたき、粉を少しまぶして12センチくらいの正方形にまとめておく。

4.寝かせておいた生地を20センチ位の正方形にのし、辺のほうを伸ばすようにして30センチの十文字手裏剣のような形にまで延ばす。

5.バターを真ん中に置き、生地に密着するように軽く麺棒でたたく。四つの角を伸ばすような感じでバターを上下左右から空気が入らないよう包み込む。5ミリくらいの厚さの長方形にのして、上下3等分にするようにぴったり三つ折に。90度回して同様にする。これを3回繰り返す。つまり6回三つ折を繰り返す。その間バターが柔らかくなりすぎないように濡れぶきんに包んで冷蔵庫に1〜2回入れて30分以上は冷やすようにするとバターがはみ出さない。出来上がったら冷蔵庫へ。

6.詰め物を作る。リンゴは皮をむき、4つ切りで5ミリの薄切りにし、塩水に漬けるかレモン少々をかける。鍋にリンゴ、水50ccほど(分量外)とレモンの絞り汁、砂糖大さじ20gを入れ、焦げ付かないように時々ゆすりながら10分くらい中火で煮る。歯ごたえが残る程度に。ヨーグルトには残りの砂糖を入れる。

7.冷蔵庫から出した生地を5ミリの厚さにのし、2〜3センチの帯状にパイ皿の円周分を切り取る。残りの生地を円に伸ばしやすいように端を内側におって伸ばす。バターを塗ったパイ皿に伸ばした生地を乗せ、ぴったりと皿に密着させる。パン粉を入れてヨーグルトと残りの砂糖、リンゴを混ぜ、真ん中が高くなるよう入れ、生地をかぶせる。はみ出した部分はナイフで切り取る。周囲に帯状に切っておいた生地を、卵黄を牛乳で溶いたものを使って貼り付け、つなぎ目は二枚重ねて乗せ、重なり部分をナイフで切る。

8.卵黄を牛乳で溶いたものを表面に塗る。アクセントに真ん中に切れ目を二、三か所。

9.250度に暖めたオーブンで10分、180度で20分。出来上がったらブランデー(水)で溶いたアプリコットジャムを塗る。

ヨーグルトを水切りしたものはクリームチーズ替わりになります。但し、カスピ海ヨーグルトはだめ。ねばりがあるので水が切れない。甘みは加減してください。リンゴはもっと多目でもおいしい。今日のは焼きが少し甘かった。下の方のパイがイマイチでした。

写真はアップルパイ、隣の畑の時期遅れのクリスマスブロッコリー、スーパーで見つけた「サン人参」(サラダ用)、

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コンポスタレディの菜園雑記
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