義母は、我が家の庭に成る渋柿を焼酎で渋抜きした樽柿が大好物でした！
今年も庭の柿を６０個収穫出来たので、
あちこち配った末、母に持って行って食べて貰おう！と言うことになり、樽柿を作っていましたが・・・。
６日ほど経ち完成したので、本日入所している施設に樽柿を持って行きました！

早速、部屋に行き食べて貰うととっても美味しいらしく・・・。
どんどん絶え間なく食べてしまい・・・。
大きな柿２個分をあっという間に平らげてしまいました！

以前と違うのは・・・。
黙って食べているところ。
こちらが美味しい？と聞くと「美味しい」とだけ答えましたが・・・。
「お母さんが大好きだった、ウチの庭の柿ですよ！」と話しても無反応で・・・。
返事もなし・・・。
「あぁ、あの柿美味しいよね！いつも大好きだった！」なんて返事は返っても来ませんでした。

もちろん、嫁の私のことも実の息子の主人のことも誰が来たのか？
あなた誰？って感じで・・・。
説明しても、主人が名前を言っても無反応でした。
どこの人？って感じで・・・。

後、前回までは、歩くのが大変で老人用の手押し車を利用して移動していましたが・・・。
今回初めて、車椅子に乗っていました！
訪問した時、部屋で本を読んでいたのに車椅子に座っていたということは・・・。
移動時だけでなく、常に車椅子ということだと思います。

施設の人にとって、手押し車だと椅子から立たせたり、持ち手を掴ませたり、椅子に座らせたりと面倒だと思いますが・・・。
車椅子だと座りっぱなしになるので、ますます足腰の筋力は衰えてしまうのだろうな？と思います。

アルツハイマー型認知症の義母は、８７歳です。