母が救急車で入院!
2016/08/08 (月)

harenotikumori.gif 実家の母とは用がなくても必ず毎日携帯で連絡を取り合っている。
その日によって、朝だったり、夜だったり・・・。
今日は、朝10時からオリンピック男子サッカーの試合があったため、観戦前に済ませておこう!と母に電話をかけた。

いつもなら、明るく元気な声が弾むように元気に返ってくるはずなのに・・・。
何やらおかしい? どうしたの?
朝5時に目が覚めてベットから起きようと思ったら、身体がまったく動かない!
なんとか頑張ろうともがくが、右足の付け根に激痛が走りまったく身体が動かないらしい。
5時から、10時近くまで5時間近くベットから起き上がる努力を続けたがまったく動かずに困っていると言うのだ!
まずい!これは大変!!
熱中症?それとも・・・?
とにかく、大変なことになっているようで・・・。
直ぐに車で駆けつけるので待っていて欲しいと告げる。
高速道路を使い、フルスピードで実家に向かうが、到着したのは11時。
朝5時から6時間が経過している。

いつ何時、こんな風な緊急事態がやってくるかも?と想定して、私は一人住まいの母の自宅の合鍵を預かっている!
ベットから起き上がって玄関の鍵を開けられなくても合鍵があれば大丈夫なので・・・。
まぁ、外出が多い母の留守の間にも外で待っていることなく、室内に入れることが大きな理由かも?

さて、大急ぎで母の自宅に到着して、玄関の鍵を開ける。
カチャカチャ、あれっ?開かない!
ドアに鍵以外のドアロックバーが掛かっている!
せっかく合鍵でドアの鍵は開けたのにドアがほんの少しだけしか開かないのです。
母は、長時間ベットの上でもがいていて、痛みで寝返りも出来ず、とてもベットから降りて玄関までの長い距離を歩いてくるなんて無理な状況。
でも、ドアロックバーを中から外さないとドアが開かないので助けられない!

玄関ドアまで来るのが無理なら救急車を携帯で直ぐに呼ぶから!と母に告げると(携帯をかけて)
頑張って玄関まで行くので救急車は呼ばないで欲しい!とのこと。
でも、最悪の場合に救急車を呼んだとしても・・・。
ドアに補助ロックが掛かっていて入室出来ない!
その場合、お隣の部屋から入れて貰い、ベランダから境の壁を壊して入室する手段もあるが、それさえも無理!!
母の部屋の左右両隣はまだ入室者がいなくて空き室なのです。

2択で、母が死ぬ気で時間が掛かってもお良いので自力で玄関まで来て、ドアロックを外すか?
救急車の他に消防も頼んでレスキュー隊の人にドアロックを壊してもらうか?
母に話すと、まだ入室して数ヶ月の新居のドアを壊すのは嫌なので死ぬ気で玄関まで這って行くので待っていて欲しいと頼まれた!

待つこと30分以上、やっと母が玄関に到着し、ドアの補助ロック外してくれたので中に入れた!
大汗で痛がる母。
自家用車で病院に連れて行って欲しいと言うので身支度をしたが、着替えをするにも動くと激痛が!
このままでは、車に乗る時も降りる時も激痛で、病院で診察をしてもらうにも、待合室で待つことも考えると無理だと判断!

そして、救急車を呼ぶことになった!
119番に連絡すると、火事ですか?救急ですか?と聞かれる。
救急です!母が早朝から苦しんでいて・・・。
直ぐに駆けつけてくれた。
引っ越したばかりの大きなマンションでお騒がせしたくないので、近くに来たらサイレンは止めて欲しいと要望しておいた。

暫くして、こちらに向かっている救急車の中から、電話が入る。
到着するまでの時間に色々な情報が欲しい!とのこと。
年齢、普段の持病、発病してから現在の状況、思い当たることなどなど・・・。
遠くからサイレンの音が聞こえて来たので、1階に降りて道路で出るとサイレンを鳴らさずにマンションの広い駐車場の中にも入らずに道路沿いに救急車が止まって、ストレッチャーを下ろしているところだった。

新しいマンションは、5〜6人用のエレベーターが付いているが、緊急時ストレッチャーが入るように鍵を開けるとエレベーターの室内が拡張するようになっていることを聞いていたので、そのことを救急隊員に告げると、
エレベーターを拡張する鍵を持っているらしい。
さっと鍵を使い、一瞬でエレベーター室内下部が拡張され、すんなりとストレッチャーが入った。

玄関先にストレッチャーを置き、室内からそこまでは、ビニール製の寝袋に持ち手が付いた様な物に母の身体を包み込み、前後を持ってストレッチャーまで移動。
無事に寝たままの楽な姿勢で救急車に乗車。
その際、誰にも合わなかったので、マンションの方にもお騒がせしないで済んだ。
後日、聞いたところ誰も救急車が来たことも気づかなかったらしい。

慌てて私も救急車に同乗して、搬送先の病院が決まった。
すでに病状を到着する前から電話でやり取りしていたので、到着時には、ほぼ決まっていたらしい。
救急車で15分ほどの整形外科病院に搬送されることになったが、待てよ・・・。
同乗したら病院から帰る時、どうしたら良いの?
かなり離れた違う沿線で・・・。
まずい!
すぐそばに自分の車があるので救急車に付いて行きたいのですが良いですか?と聞いてみる。
搬入先の病院に救急車の同乗でなく、追随で良いか?を救急隊員の方が確認。
病院からOK!が出たので自分の車で救急車を追跡することに!
信号無視は出来なくて、はぐれるに決まっているので、病院名と住所を大き目の字で紙に書いて欲しい!とお願いした。
(この日、慌てて出掛けたので老眼鏡を持参し忘れた!)
ナビに入れ終わると同時に救急車が動き出してので、ピッタリと付いて行くが、信号で直ぐに離されて見えなくなった。
ナビが付いていて良かったぁ〜。
病院は、違うお隣の区で違う沿線で、東京メトロの有楽町線の駅近く、後で母のマンションに帰るのに1時間以上かかるところだった。

遅れて病院に到着!母が乗っていた救急車が止まっていた。
もう、母はレントゲン室に入ってレントゲンを撮ったり、血液検査を受けたりしていた。
結果、2週間ほど入院することになった!
ちょっとビックリ!
入院すると言っても一晩様子をみましょう!位だと思っていたので、長くても3日位・・・。
なのに、2週間の入院なんて!

とりあえず、入院に必要な物を取りに母のマンションに戻る。
車で20分程なので、往復で40分。
入院の保証金やパジャマ、洗面具、スリッパ等色々・・・。

病院に戻るとメールしておいたので、もう主人が病室に到着して母と話をしていた。
夕食が終わると、自宅には帰らずに母のマンションに泊まることにした。

 
berryの家庭菜園diary
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