2013/09/03 (火)
父があまりにも食欲があり、体調もすこぶる良いので、 もしかして病気がいつのまにか退散してしまったのかも?なんて、母の僅かな望み?願望?で・・・。 3月下旬に退院後、詳しい検査を受けていなかったので 一度詳しい再検査を受けさせたいと母の希望で病院へ。
胃カメラやCT検査などの結果は? 残念ながら、母の期待は裏切られた・・・。
3月下旬の退院時に、癌は放射線治療でも縮小せず、 その後、5ヶ月間治療をしていないのだから、 病は気から!と言って楽しく充実した毎日を送ってきたからと言って治っているはずがない!とは思っていたけど・・・。 あまりに元気なので、そう思いたくもなるのでしょう。
胃カメラやCTなどの最新機器などない時代は、こんなふうに元気で痛いところも全くなく、 食欲もあるのなら病院にも行かずに普通に暮らしていたと思います。 そして次第に衰えて、80代半ばなので老衰ということで終わりを向かえていたのかもしれません。 でも、今の時代は最新機器で検査をするのではっきりと原因が分かってしまうのです。
父の食道にできた癌は、さらに進行して大きくなり、食道を5mmにまで狭めてしまっていました。 検査用の一番細い胃カメラが通らないほどだったようです。 これでは、いつ食べ物がつかえてしまうか時間の問題だとか・・・。 良い結果を期待していた母は、かなり落ち込んでいました。
それでも病院の先生は、食道が腫れてかなり狭くなっているので、詰まりやすくなって危険ですが、 すごく良く噛めば何を食べて良いですよ!と父に話していました。 本当だったら、流動食とかが良いに決まっていますが・・・。 きっと残り僅かな口から食事が出来る期間を楽しませてあげたい!という優しさなんじゃないかな?と家族は受け取っています。 流動食の方が絶対に安全だけど、味気ないですものね・・・。
ですが、心配している家族の目の前で夕食時に初めて父に異変が! 食事中に狭まれた食道に食べ物が詰まったのです。 突然苦しそうになり・・・。 発作で息が出来なくなり・・・。 どうしていいのかわからずに・・・。 落ち着くのに30分以上かかりました。 いよいよ大変なのかもしれません。
|