2009/02/06 (金)
皆さんの玉ねぎは、寒風の中、お元気ですか? 我が家の菜園では、玉ねぎアトンの直播と移植した苗の比較栽培をしていますが、寒さを乗り越えつつある今現在で大きな差が出てきました!
直播苗は、がっしりと大きく力強い苗に育っています。(画像@) 一方の苗床からの移植苗は、寒さが厳しくなる前までは、葉先の枯れもなく、両者同じ様に元気だったのですが・・・。 寒さが厳しくなるにつれ葉先が枯れ出して、外側の葉が数本は枯れてしまい、その後に出た、か細い芽がなんとか寒さをこらえている感じです。
野菜教室の講師の先生からのお話で・・・。 玉ねぎは、苗床を作って移植した方が良いです!とはっきり言われてしまったけど・・・。 <理由> @苗床を作ると良い苗を選べるから。 小さすぎたり、太すぎたり、大きすぎる苗はダメ!→最適な良い苗を移植したけど、大きな葉は枯れてしまい貧弱になっちゃってますけど・・・。(苦笑)
A移植の際、根が切れることによって、根が活性化、ドンドン新しい根が再生して、苗に力を与えるから。→冬がやってくるまで、両者は見た目そんなに変わらなかったけど・・・。(苦笑)
<結論> ※玉ねぎは直播よりも、苗床からの移植の方が成長が良い!→そうは言われたけど・・・やっぱり怪しい〜?って感じてます。(ゴメン!)
でも、先生が言っていた、冬野菜は過保護に育てて玉ねぎにネットとか不織布とか掛けちゃダメ!寒い思いをさせなさい!と言うお言葉は守っています。 黒マルチと籾殻マルチをしているだけで、ネットや風除けなどは一切していません。
たぶん、一番寒いこの時期が両者の差が一番出ている時期だと思います。 去年もそうでしたが、暖かくなってくると急に玉ねぎ苗は見違えたようにグングンと成長して立派になってくるので、差がなくなってくるのでは?と思っているのですが・・・。
この位に寒さで小さくなってしまっていた方が、最終的にトウ立ちしないのかな?なんて思ったり・・・。 去年ひとつもトウ立ちしないで収穫できたので・・・。
早くから収穫出来る早生の玉ねぎは、中手のアトンよりも早く種蒔きをしているので苗がもっと大きくて元気そうですよね♪ 去年は初めてで分からなかったので、我が家の玉ねぎ苗は他の畑の苗に比べてなんて小さくてか細くて貧弱なんでしょう!と見るたびにとても心配していましたが・・・。 暖かくなったら、ドンドン元気にすくすくと大きく育ってくれました! あんなに心配していたのが嘘のように・・・。 だから、こんな貧弱な苗でも今年は心配しないで、ドンと構えています。(笑)
ウォーキングをしながら、あちこちの菜園の玉ねぎを眺めると、もっと日陰でマルチも無しで寒そうにしている、か細い玉ねぎ苗を沢山見かけます! そんな時、頑張れ!ファイト!!もうすぐ暖かくなるよ!って心の中で話しかけている、かなり危ない私です♪(笑)
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(1) 左側の大きく元気な苗が直播苗。 長さ25cm、割り箸より少し太い位。 右側の小さな苗や後ろの苗も、か細い苗は移植した苗。 長さ7cmほど、楊枝2本分位の太さ。
大きさ、力強さ、両者の差はこの時期歴然としています!
(2) 移植苗で、葉先が枯れてか細い小さな苗です。
でも、春になって暖かくなると元気な芽が伸びだしてくるので心配していません。
(3) マルチ畝に移植しきれなかった苗は、苗床で補充用にストックして、籾殻マルチで育てています。 ここでも移植しなかった中央の苗は元気です!
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