もっと滞在していたかったヴェネツィアを後にしてバスでベローナへ。

１時間半位で着いたベローナ。
ロミオとジュリエットの舞台として有名な街で小さいながらも落ち着いたたたずまい。
あまり期待していなかったが、予想外に落ち着いたいい街だった。

ジュリエットの家、（ロミオの家は、今でも普通に人が住んでいて見学は、出来ない）、エルベ広場、シニョーリア広場、アレーナ。

エルベ広場の「エルベ」は、イタリア語で野菜のこと。
古くから、野菜の市場があったところで、ここで初めてスーパー以外で野菜達に出会えた。
柿も売っていたので、フルーツの盛り合わせを頼んで食べてみたけど、水っぽくて薄味で日本の柿の方が美味しいと思った。
ちなみに、盛り合わせにはイチゴ、マスカット、メロン、柿、パイナップルが入っていて２．５ユーロだった。

エルベ広場でカフェの外の椅子席でひと時を過ごしたがのんびりとしていい所だった。
イタリアは、屋根のあるところは、全てが禁煙なのでどこのカフェに行っても外に椅子席が沢山設けられている。
８日間毎日が、ぽかぽかと暖かく穏やかな日だったので外の椅子席で、カプチーノを飲みながらゆっくりするのは最高です。

「アレーナ」はイタリア語で、英語では「アリーナ」。
ローマのコロッセオより歴史が古い、ベローナのアレーナでは、未だに市民に利用されていて、毎年７〜８月に「アイーダ」などの野外オペラが上演されているそうです。
毎年この時期には、ホテルが満杯になるそうでホテル代も２倍になり、チケットもプレミアが着くらしい。
中に入ってみたが、古代ローマ時代から、完全な形で残されていて現在も使用されているところに素晴らしさを感じた。

８日間の旅行の中で一番ゆったりと過ごせたし、街のなかに溶け込めたベローナでした。

ベローナからミラノに向かう途中は、葡萄畑が地平線まで続いているところでした。
これが美味しいワインになるんだよね。

(1) おいしそうな、２色のアスパラでした。 パスタやスープ、リゾットなどに使うそうです。 下は、洋ナシ。 (2) え〜と、お食事にも出てきて食べたのに名前忘れちゃいましたぁ。 市場にもスーパーにも沢山並んでいました。 (3) 【アレーナ】の外観。 ローマ時代の建造物でコロッセオよりも古い時代のアレーナが未だに市民に利用されていることに驚いた。 ここで上演される、野外オペラを観てみたいなぁ。